SociAlone

研究者のシアワセをみつめるブログ

研究者がキモチを共有して協奏するためのアンケート

研究者の皆さん、シアワセに研究されていますか?
研究者が中心となって、研究者が望む試みを提案したいと思いませんか?

<本アンケートは無記名式であり個人情報は保護されます。所要回答時間は約5-7分です。>
<ぜひ、お知り合いや若手研究者に本アンケート回答のため共有頂ければ幸いです。
このブログやアンケートのリンクをしていただいて構いません。>
                                                                                                                        
本アンケートは、
様々な学会展示会を企画運営する日刊工業コミュニケーションズ社と
KIT虎ノ門社会人大学院生によるコラボアンケートです。
科学研究者である皆さんにとって、現在置かれている環境は最適でしょうか?
科学者自身の意見や願望による改善余地は残されていないのでしょうか?
                                                                                                                         
現在、NISTEPの定点調査などのアンケートが行われています。
目的は科学イノベーションの状況やその変化を包括的に捉えるため状況調査であり、
調査対象は一部の一線級研究者や有識者 約1,500名です。
本アンケートはそれとは異なり、すべての科学研究者を対象にしています。
前半は科学研究者の目指す成功や目的について、
後半ではその目的達成のための活動の活性化や効率化を行うための土台となるご意見を
お聞かせ頂きたいと思います。
                                                                                                                         
博士号を持つ優秀な人材による『協奏・共創の場』を創出するために、
科学研究者発信で科学のミライを創る一歩になることを目指しています。
現在は、一人ひとりの声や意見が影響力を持ち、より相乗効果が期待される時代です。
科学研究者発信で科学者のミライを変える”Wave”を巻き起こせると思いませんか?

アンケートは以下のリンクから行ってください。
questant.jp

『米軍から日本の大学や公的機関に多額の研究費』騒動 日経170223続編

Yahooニュースにも出ておりましたが、日経にも同様の記事が躍りました。
2007年から10年間で8億8千万円の研究費が、米軍からもたらされたとのこと。
近年は文科省経産省以外に防衛省から研究費も出ていますよね。
『軍事のための研究』は日本の研究機関においてはタブーであると言われています。
敗戦国の日本、世界平和における日本。
軍事研究の是非はわかりませんが、
2月22日の朝日新聞デジタルの記事に、
『研究成果が論文などで公開される基礎研究だけが助成対象で、
軍事装備品の設計や開発を目的とした研究は対象にならない』
という米空軍宇宙航空研究開発事務所の元科学顧問 元田さんの発言がありました。

予算の出どころ、その予算の使われ方、成果の使われ方、公開のされ方。
この問題、単純に良い悪いと判断できる問題ではなさそうです。

各大学が若手研究者を支援する動き 日経170220

大阪大学名古屋大学の若手研究者支援に関する記事が日経新聞に出ていました。
大阪大学は最長任期10年で45歳以下の研究員を雇用し(2017年)、
名古屋大学は博士後期課程で学ぶ大学院生に月額24万円(年額288万円)支給するそうです。
これらは、研究環境の悪循環(下記)を断つ試みです。
①研究者不足→②ポストの不足→③優れた研究成果が出ない→④博士課程の進学者現象→①→②…
大阪大学は②を、名古屋大学は④について改革を試みる、とのことです。
悪循環は、どこか1つを改善すれば”悪”の循環が止まる、という考え方です。

研究環境の悪循環を断つことによって、
斬新な研究に腰を据えて取り組む環境を作ることが目的です。
文科省の調査では、ノーベル賞受賞者の多くは20代後半から30代の研究成果によるもの、とのこと。
若手研究者の皆さんが希望をもって研究できるようになるといいですね。

OECD主要国で研究予算が減っている! ; 日経161226

結構ショッキングなニュースでした。
まさか、そんな。。。

2016年の応用物理学会(春)では、
「科学と産業の凋落と再興:応用物理と未来社会」というシンポジウムが開かれました。
その中でも、鈴鹿医療科学大学学長の豊田長康先生が発表されたデータでは
日本の科学技術研究が特別に停滞・縮小していることが明確でした。
(先生のデータは、先生のブログに現在も掲載されています。
もし御覧になっていない方は、一度ご確認されることをお勧めいたします。)
しかし、日本以外も科学技術、特に基礎研究に欠ける予算確保は難しいようです。

記事には、
経済立て直しのための公共投資は増加したが、研究開発は真っ先に削られた
民間企業向け研究開発費の税制優遇を行う政府が増えた
とあります。

確かに、基礎研究は短期的な製品開発(=早期回収)には直結しません。
『基礎研究に欠ける研究予算は減っているけど、予算はうまく使われているよ』
ならよいのですが。。。

研究費、5年連続で増加だってよ ; 日経170106

今年1月6日の日経新聞に、研究費が5年連続で増加している、
という記事が載っていました。
ホントかなー?
よく読むと増加しているのは『研究者1人当たりの研究費』らしいです。

国と民間を合わせた科学技術研究費は0.2%減っているが、
研究者数は2.3%減っているので、1人あたりは増加、らしいです。
研究者の数も、科学技術研究費も減っているなら、
それは日本の科学技術研究にとってはよい状況とは思えません。

もちろん、研究費や研究者がただ増えればいいわけでもないと思います。
研究費の効果が最大化されているのか?
研究者が減っている本当の理由は何なのか?

『研究者1人当たりの研究費が増加している』という現象、
もっともっと、その根本理由を掘ってみたいなと思うのは
私だけではないように思います。

一般の人に聞く「科学のミライ」 日経170130

今年1月30日にこんな記事が出ていました。
JSTが以下のような試みを始めるというのです。
『一般の人から日本のミライがこうなってほしいという意見を集めて
助成するテーマを選定する』
この記事を見て、どのように感じますか?

確かに、未来社会に臨まれている科学技術を決めるのは大衆です。
大衆が望む未来を叶えるために必要なイノベーションを促すため、
その基になる科学技術へ助成するのは、ある意味、理にかなっています。

ですが、私は『どこまで引き出せるか』が重要になってくると思いました。

ミライ像は、あまりに抽象的でも具体的でもいけないはずです。
また、一般人1人の意見を吸い上げても、それはその個人の意見です。
できれば、一般人が適切なお題のもとにあるべき未来を提案し、
皆で練って未来を描いてみる方がよいと思うのです。
単発的、偶発的、個人的、思い付き、
それは1つの発想であるのですが、判断基準にするには不十分でしょう。
『一般人』でなく、
『複数の一般人からなる疑似コミュニティから生まれる提案』こそ、
必要なのではと思います。

『みんなのチカラをかけ算する』
『深く、自由な対話により、皆の想いから未来に向けた素敵な答えを紡ぐ』

現在、皆の対話を活発にし、有機的に集約するための手法が数多くあります。
私が大学院で師事している野村教授が推進しているフューチャーセッションも
その1つです。
多くの未来を創るステークホルダーの知恵と発想の結集こそが、
より良い未来を創っていけるのではと思っています。

科学研究者を応援したい!

佐藤公一です。
2016年12月、このブログを立ち上げました。
発端は、研究者の皆さんにアンケートに回答して頂きたかったから、です。
そのようになったのには、僕のこれまでの半生がバックグラウンドにあります。

大学・大学院時代は、科学研究者になって新たなものを生み出したいと思っていました。
修了後は化学企業の研究所で10年間研究開発を担当し、
僕が携わった材料開発の結果が市場に出ることになります。
現在はプラントが7倍以上にも大きくなっており、大成功です。
しかし、自分が研究者として大成することを選択しませんでした。
最先端研究をする上での実力不足や自分の為したいこととの不一致です。
少々疲れていた僕は、もう一つの人生の夢であった世界一周の旅に出ます。
3年以上世界を旅し、そのとき気づいたことがあります。
『科学が好きだ。科学が生むものが好きだ。でも、研究者でありたいのではない。』
『科学研究よりも科学研究者という人間に興味があるのだ。』
『科学研究者としてでなく、研究開発を進めるための仕事がしたい』
これが僕の結論であり、だから今、研究用機器を提供する会社で働いています。
そして、仕事をする傍らで、社会人大学院生として学んでいます。
『科学研究のための、科学研究者のためにできること』がテーマです。
僕は僕なりの立ち位置で、魅力的な研究者さん達をバックアップして、
素晴らしい成果とともに、研究者さん達に幸せになってほしいのです。

今回のアンケートはその一環です。
現在の日本の研究開発環境は、他国に比べて改善しているとは言えません。
大変重要な研究費に関しては、どうこうできるものではありませんが、
研究費がすべてではないのではないか、
科学研究者発信でできることがあるのではないかって思っています。
科学研究者さん達が本当に望んでいることを研究し、
科学研究者さん同士、更には科学研究者さん以外の人々の協奏・共創が進めば
もっともっと面白いものがたくさんたくさん生み出せるのでは?と思います。

そのために、一歩一歩、トライしていきます。
ご興味頂ける方は、是非是非本ブログやアンケートにご参加ください。